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基本的な、グルーミングの流れをご紹介します。
シャンプーのご依頼は、カットの部分が省略されます。
※犬種、被毛の状態やトリミングの内容によって流れは変更する場合もございます。 |
1) 爪切り |
基本的な、グルーミングの流れをご紹介します。
シャンプーのご依頼は、カットの部分が省略されます。
※犬種、被毛の状態やトリミングの内容によって流れは変更する場合もございます。 |
2) 足裏カット |
肉球(パッド)の間に生えている毛をカットします。
この毛が伸びているとフローリングなどの場所で足がすべりやすくなります。
関節症を引き起こす誘因にもなるので、歩行の妨げにならないようにします。 |
3) ブラッシング |
ブラッシングで、被毛の汚れを落とし、つや、上皮の余分なふけを取り除きます。
毛玉や毛のもつれもこの段階で除去するようにします。ブラッシングを怠ってシャンプーをしてしまうと、毛玉がいっそう固まってしまうので、この段階でしっかりとブラッシングをしておきます。この時点でも、皮膚の状態をチェックしています。 |
4) 肛門嚢腺しぼり |
肛門の横に2つの臭い袋があります。その中に分泌物があるので、それをしぼり出します。肛門腺が炎症を起こすことがありますので、定期的に肛門腺をしぼることを推奨しています。お尻をこすり付けたまま前脚だけで「ズリズリ」歩いているときは肛門腺が貯まっているサインのことも多いです。 |
5) シャンプー |
皮膚の状態を見て、使用するシャンプー、コンディショナーを使い分けています。
皮膚疾患のある動物では、細菌性皮膚炎用、脂漏症用、乾燥皮膚用、かゆみ防止用など、疾患、状態に合わせて獣医師がシャンプー、コンディショナーを選択しています。動物では全身が被毛なので、人間の様に外用薬をつけると衛生が保ちにくくなるために、シャンプー治療が主流、発達しています。
ワンちゃん、ネコちゃんがびっくりしないよう、お尻からお湯で濡らしていきます。様子をみながら洗い、汚れのつきやすい足元などは特に念入りに洗います。通常、2回シャンプーで洗浄します。この後、よくシャンプー、汚れを落とします。次にコンディショナーを使用します。最後にしっかりすすぎをして、すすぎ残しがないようにします。 |
6) ドライング |
タオルで拭いた後はドライヤーで毛を分けて、毛の根本からしっかり乾かします。半乾きですと皮膚炎、においの発生の原因にもなります。 |
7) 耳掃除 |
耳の中を掃除するのと同時に、耳の汚れ具合や炎症のチェックなども行います。
問題があれば、獣医師もチェックしています。 |
8) カット |
飼い主様の希望のスタイルとその子の毛量・毛質・生活リズムなどを考え、カットしていきます。ご希望のスタイルがありましたらスタッフまでお申し付けください。ご希望のスタイルの写真、記事などがあればよりイメージを伝えやすくなります。 |
9) 終了 |
被毛のコーティングと毛もつれを防ぐ効果もある、セラミドスプレーやグルーミングスプレーを必要に応じて実施しています。ご希望により、可愛いリボンをつけてトリミング、グルーミングの終了です。 |